リーマントラベラー 〜働きながら世界一周〜

東松 寛文|1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働くかたわら、週末で世界中を旅する『リーマントラベラー』。日本にいる時はトランジット期間。70か国159都市に渡航。2016年、3ヶ月で世界一周を達成。『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。メディア出演多数。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』ほか

帰国したから言える本当のこと 〜中国・新疆ウイグル自治区の旅

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5日間に渡る、中国・新疆ウイグル自治区 ウルムチとカシュガルへの旅。


そこは完全な監視社会でした。


街は数十mおきに監視カメラが設置され、1ブロックおきに公安(警察)が見張っています。道で公安に止められチェックされるウイグル人を何度も見ました。

 

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特に印象的だったのはカシュガルのウイグル人が昔住んでいた地域。


家の扉には赤色のバツが書かれ、街の中への道は鉄板で堅く閉ざされています。隙間から覗ける家があり見てみると、靴や空き缶が散乱し、ウイグル人向け中国語の教科書が落ちていました。


ある日突然住民達が連れ出されたとしか思えませんでした。

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また、僕は一度公安に止められました。


ガソリンスタンドの写真を撮ったら撮影禁止だったらしく、撮った数分後に公安が駆けつけ、その場で写真を消去。さらに公安に連絡したのは近くにいたウイグル人。


監視に加えて、密告も行われる社会。急に世界が狭くなったように感じて、街を歩くのが怖くなりました。

 

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これがウイグル社会の日常です。


空はつながっているのに、未だに自由がない街。


僕が見たのはほんの一部かもしれないけれど、これもまた一つの現実。


そんな僕が旅してきた新疆ウイグル自治区の様子を、

《 #リートラウイグル 》

で、10/26(土)から主にTwitterで発信していきます。


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世界は、行ってみないとわからない。

 

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