リーマントラベラー東松です。7月の三連休に本当に起きたお話。
元々ミャンマーに行くつもりが、日本を出発してから三連休でミャンマーに行く予定が、ビザの申請を忘れミャンマーに入れずバンコクで立ち往生し、そこから目的地をラオスに変更し、ラオスの首都・ヴィエンチャンで三連休初日を過ごし、1日でヴィエンチャンに満足した僕は、2日目に古都・ルアンパバーンに移動。
そして帰国日でもある三連休の3日目。ラオスに大満足の僕が最後に向かった先は…
<前回までの記事>
ラオス編 Day0:ミャンマーに入れない!バンコクで立ち往生で始まる恐怖の3連休。
ラオス編 Day1:バンコク立ち往生からのラオス!首都ヴィエンチャンをバイクで爆走してみると…
ラオス編 Day2:バンコク立ち往生からのラオス!怒涛のルアンパバーン編
ラオスの世界遺産都市・ルアンパバーンで迎えた三連休最終日。そしてリーマントラベラーの僕はもちろん翌日は平日につき会社に行く必要があるため、旅の最終日でもある、7/18(月・祝) 海の日。
早朝、早起きしてラオスの名物・托鉢を見た僕は、この旅の最終日の目的地へ向かうため、足早に空港に移動しました。
その行き先は・・・
北朝鮮レストラン
そう、
北朝鮮レストラン
この地図は北朝鮮と国交のある国を示したものです。
緑が国交のある国、灰色・赤色は国交がない国(赤は国交が断絶)となっています。日本、アメリカ、フランス、カナダ、サウジアラビア、ボリビアなどを除き、実は、ほとんどの国が北朝鮮との国交があるのです!(その数は160カ国以上)
日本では"孤立"していると報道される北朝鮮ですが、世界的に見ると実はそんなことはないようです…。
僕が今いるラオスは北朝鮮と国交のある国。さらにラオスは社会主義国につき、北朝鮮とはとても親密な国。そんなことから、今回の旅の最終目的地をラオスからの北朝鮮にしました。
7/21(月) 8:00 ラオス・ワットタイ国際空港
ルアンパバーンより50分のフライトで、まずはラオスの首都ヴィエンチャンに戻ってきました。ここで乗り換えて、最後の目的地を目指します!
目的地まではここから30分の移動。
!!!!!
30分!?
そんなこんなで、着きました!
北朝鮮レストラン
北朝鮮レストラン
北朝鮮レストラン
!!!
ちょっとした故障で、ブログ内のすべての「レストラン」の文字が白色で表示されていたハプニングがありましたが、無事空港から30分で着きました、ラオスの首都・ヴィエンチャンの中の北朝鮮、北朝鮮レストラン『朝鮮平壌飯店』!!!
(お店の詳しい場所は最後に紹介します)
ラオスは北朝鮮との関係が良好のため、北朝鮮レストランがある珍しい国です。
ここに来れば日本では未知の国・北朝鮮が感じられると聞き、ラオスの最終日の最大のイベントとして北朝鮮レストランを訪問してみました!
ただ、着いたのはいいですが、外から中が見えない構造のお店。
不気味です・・・
▼こんな感じ。窓は全部黒塗りで、中が覗けません・・・
とはいえ、ここで帰るわけにはいきません!
せっかくここまで来たんだから!と自分に言い聞かせ、恐る恐る店内に入ってみると・・・
撮影禁止の店内で決死の覚悟で撮った、店内の様子はこちら。
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▼北朝鮮の女性を描いた絵
▼謎に広い店内。僕以外に1組の団体がいました。
▼飾られた、北朝鮮っぽい波打際の絵
▼北朝鮮っぽい映像
▼あの「喜び組」との噂もある綺麗な店員。他にももう1人いて、2人で注文や食事の運搬をしていました。
▼北朝鮮と関係が良好な中国のメーカー・四川長虹電器(Changhong)製のテレビ
▼テレビの画面の下の部分を拡大すると「CHANGHONG」
▼なぜか設置されたビリヤード台
店内は本当は撮影禁止("No Photo"の張り紙あり)のようですが、店員に「写真を撮りたい」と伝えたら、OKと言われて、写真を撮らせてくれました。
謎に広い店内。座席は100席くらいあります。ここで集会が行われたりするのでしょうか。 あとこれは撮れなかったのですが、2階に上ることができる階段がありました。ただ、そこを勝手に上ろうとしたら店員に止められ、怒られました(汗)さすが、北朝鮮。レストランも謎だらけ。
そんなこんなで一旦着席して、料理をオーダー。(ちなみにメニューは本当に撮影NGとのことでした・・・)
メニューはかなりの数があったのですが、韓国料理に似ているメニューが多いです。出てきた料理がこちら。
▼ジャージャー麺的な麺
▼プルコギ的な肉と野菜を甘辛いタレで炒めたもの
▼韓国でもお馴染みの海苔巻き・キンパ
味は・・・
全然口に合いませんでした。韓国料理と似ている気もするのですが、一向に食欲が増さない独特の味付け。味は付いているのですが、味に芯がなく、食べても食べても気持ちは曇ってきます。ただ、食べきらないと何されるか分からない、店側の無言のプレッシャー。
格闘すること、20分。
結局、心が曇りすぎて、全く食べきれず、だいぶ残してしまい、怒られないかビクビクしながら店員を呼んでお会計。
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結果怒られることはなかったのですが、少し頼み過ぎたようでお会計は約3,000円。ラオスにしては高額ですが、日本では決して味わうことのできない独特の雰囲気を味わうことができました。(というのは、常にどこかで見られているような感覚・・・)
もしラオス・ヴィエンチャンに立ち寄られる際には、せっかくなので北朝鮮レストランで北朝鮮を感じてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、最初に説明した、このお店の「外から見ると黒い窓」なのですが、実は、中からは外が見られる構造(マジックミラーのような構造)になっています。 なので、お店の前で、誰も見てないからと言ってはしゃぐのはやめたほうが良いです。
▼この時、黒いガラス越しで中から見られてるとはつゆ知らず・・・(恥)
この後、少し市内観光をして空港に戻り、バンコク経由で帰国!翌7/22(火)の朝6:30に成田空港着。帰国後はそのまま成田から出社し、仕事へGo!そんなこんなで、今回の旅は終了しました。
ミャンマーに入れずバンコクで立ち往生から始まり、本当に色々あった旅でしたが、思った以上にラオスが楽しく、最高の三連休を過ごせました。ミャンマーは近々リベンジします!次は事前のビザの申請を忘れないようにしないと…
それではまた次のリーマントラベルでお会いしましょう!
ລາກ່ອນ!(ラコーン。ラオス語でさようなら)
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リーマントラベルメモ
今回のお店の詳細はこちらです。有名店では無さそうでしたので、タクシー運転手にお店の名前を伝えてもたぶんわからないかと思います。
■店名:朝鮮平壌大飯店(Korean Pyongyang Rsntaurant)
■住所:Th Nong Bon | Muang Saisettha, Vientiane 0100, Laos
(地図☞http://4travel.jp/overseas/area/asia/laos/vientiane/restaurant/10424213/map/#contents_inner)
■営業時間:11:30〜14:00、17:30〜22:30