ポルトの食を語るなら、ここは外せません。ポルト都市圏に6店舗を構える人気店「Brasão(ブラゾン)」。今回は復路の空港に向かう動線上にあるFoz(フォズ)店に行きました。
正直に言うと、僕はポルトに丸一日いられたわけではありません。マデイラ島からの帰り、ポルト経由で日本に戻る途中の、限られた時間です。だからこそ「1軒でポルトガルの食をひととおり体験できる店」を探していて、結果ここに落ち着きました。
結論から言うと、大正解でした。フランセジーニャも、バカリャウのコロッケも、リッソルも、タコのサラダも、全部おいしい。想像の10倍、食事が楽しい国でした!この記事では、Foz店の住所・営業時間と、6店舗の一覧、そして名物フランセジーニャの話をまとめます。

Brasão Foz の基本情報
| 店名 | Brasão Foz(ブラゾン・フォズ)※ブランド名は Brasão Bistrô。以前は Cervejaria Brasão の表記も使われていました |
| 住所 | Rua de Gondarém 487, 4150-377 Porto |
| 営業時間 | ランチ 12:00〜15:00(月〜金)/12:00〜15:30(土日) ディナー 19:00〜23:30(日〜木)/19:00〜24:00(金土) |
| 電話 | +351 934 113 658 |
| 予約 | 公式サイトからWeb予約可 |
| 名物 | フランセジーニャ、バカリャウのコロッケ、リッソル、ステーキ、クラフトビール |
| 地図 | Googleマップで見る |
※営業時間は変わることがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
ポルト都市圏の6店舗 早見表
Brasãoはポルト市内とその周辺に6店舗あります。旅程のどこに組み込むかで選べるのがありがたいところ。ランチとディナーの間に休憩が入る店が多いので、時間だけは要確認です。
| 店舗 | エリア・住所 | 地図 |
| Foz | Rua de Gondarém 487, Porto | 地図 |
| Aliados | Rua Ramalho Ortigão 28, Porto | 地図 |
| Coliseu | Rua Passos Manuel 205, Porto | 地図 |
| Antas | Av. Fernão de Magalhães 1530, Porto | 地図 |
| Leça | Rua das Fuzelhas 5, Leça da Palmeira | 地図 |
| Salgueiros | Av. da Beira-Mar 2020, Vila Nova de Gaia | 地図 |

フランセジーニャは、ポルトへ来たら必食
まずはこれ。豚肉とベーコンを挟んだサンドイッチをチーズで覆い、その上からビールベースの熱いソースをぶっかけた一品です。見た目からして只者じゃありません(笑)
運ばれてきた瞬間の「これ、食べきれるのか?」という不安は、正直ありました。ところが濃厚なのに不思議と食べ進められる。ソースにほどよい辛みがあって、重さが一本調子にならないんです。ポルトが誇るソウルフードというのも納得でした。
フランセジーニャは1952年生まれ
ちなみにこの料理、歴史はそれほど古くありません。1952年、ポルトのボンジャルディン通りにあったレストラン「A Regaleira」で、ダニエル・ダヴィド・ダ・シルヴァという人が考案したとされています。着想元はフランスのクロックムッシュ。それをポルトガルの肉と燻製、そして独自のソースで作り直したのがフランセジーニャです。
名前の意味は「小さなフランス娘」。なぜその名前になったのかは諸説あって、考案者がフランスの女性を「ピリッとしている」と評していたから、という話が伝わっています。料理そのものより名前の由来のほうが強烈という、なかなかの逸話です。


バカリャウ&リッソルも、ポルトガルを知るなら必食
フランセジーニャだけで帰ると、たぶん「濃い国」という印象で終わります。なので前菜も頼みました。
まずバカリャウ(bacalhau)。タラの塩漬けで、ポルトガルの国民食です。それを使ったコロッケは、外はサクッ、中はほくほく。塩気がちょうどよくて、これは危険なおいしさです。
もう一品がリッソル(rissol)。半月型のフライで、こちらもやみつきになります。この2品を頼むだけで、ポルトガルの食文化のベースがなんとなく分かる。前菜としてもビールのお供としても優秀でした。


肉も魚も、全部おいしい
濃厚メニューが続いたので、箸休めのつもりでタコのサラダを頼みました。これがまた絶品。柔らかいタコとオリーブオイルの相性が良くて、口の中がリセットされます。濃いものを頼むなら、こういう1皿を挟むのが正解だと思います。
ステーキも魚料理も含めて、どれも日本人の口にしっかり合いました。塩とオリーブオイルと炭火。味付けの発想が近いんだと思います。

気をつけたいところ
まず予約。人気店なので、公式サイトからWeb予約をしておくのがおすすめです。特に週末のディナーは、飛び込みだと待つ可能性があります。
次に営業時間。ランチが15:00(土日は15:30)で一度終わり、ディナーは19:00からです。ポルトガルの飲食店にはよくあるパターンですが、日本の感覚で16時ごろに行くと閉まっています。僕のように移動の合間に寄る場合は、ここを外さないように。
そして量。フランセジーニャは1人1皿だとかなりのボリュームです。何人かで行くなら、フランセジーニャは1皿をシェアして、他の料理に枠を残すくらいでちょうどいいと思います。全部食べたい人(=僕)は覚悟してください(笑)

よくある質問
Brasão Foz の住所と営業時間を教えてください。
Rua de Gondarém 487, 4150-377 Porto です。ランチは月〜金が12:00〜15:00、土日が12:00〜15:30。ディナーは日〜木が19:00〜23:30、金土が19:00〜24:00です。
予約は必要ですか?
公式サイトからWeb予約ができます。人気店なので、特に週末のディナーは予約しておくと安心です。
Brasão は何店舗ありますか?
ポルト都市圏に6店舗あります。Foz、Aliados、Coliseu、Antas、Leça、そしてヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのSalgueirosです。ブランド名は現在 Brasão Bistrô で、以前は Cervejaria Brasão の表記も使われていました。
フランセジーニャとはどんな料理ですか?
豚肉やベーコンを挟んだサンドイッチをチーズで覆い、ビールベースの熱いソースをかけたポルトの名物料理です。1952年にポルトのレストラン「A Regaleira」で考案されたとされ、フランスのクロックムッシュが着想元と言われています。
フランセジーニャ以外に何を頼めばいいですか?
僕が頼んだ中では、バカリャウ(タラの塩漬け)のコロッケ、半月型のフライのリッソル、そして箸休めのタコのサラダが良かったです。濃厚な一皿が続くので、さっぱりした料理を1品挟むのがおすすめです。
まとめ
Brasãoは、ポルトガルの食を1軒でまとめて体験できる店でした。名物のフランセジーニャがあって、国民食のバカリャウがあって、魚も肉もある。しかも6店舗あるので、旅程のどこかに必ず入れられます。
僕の場合は帰国便の前という、いちばん時間のない場面での訪問でした。それでもここで食べたおかげで、ポルトガルという国の印象が最後にぐっと良くなった気がします。食べ物の力は偉大です。
ポルト観光の際は、ぜひチェックしてみてください!