リーマントラベラー 〜働きながら世界一周〜

東松 寛文|1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働くかたわら、週末で世界中を旅する『リーマントラベラー』。日本にいる時はトランジット期間。70か国159都市に渡航。2016年、3ヶ月で世界一周を達成。『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。メディア出演多数。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』ほか

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■はじめに
 
 はじめまして、「リーマントラベラー」の東松寛文と申します。
 僕は、平日は東京にある激務の広告代理店で働くかたわら、週末や連休を最大限利用して、世界中を旅するサラリーマンです。
 リーマントラベラーとは、サラリーマンをしながら旅に行き続ける新しい旅人のスタイルで、「サラリーマン(会社員)」と「トラベラー(旅人)」をかけ合わせた新しい言葉です。なお、ここでいうサラリーマンは、男性だけではなく女性の会社員の方も含めております。
 
 そんな僕が海外旅行にハマってしまったのは社会人3年目の2012年。ひょんなことがきっかけで海外旅行の虜になってしまいました。それ以来、週末や3連休を駆使して隙あらば世界中を旅行。社会人3年目から8年目までの6年間で、42か国90都市に渡航しました。
 そんなことをしていると、気がついたら「世界一周がしたい!」という禁断症状が出てしまい、2016年10月から12月に〝週末だけで世界一周〟に挑戦。その結果、会社を辞めずに3か月で世界一周を達成してしまいました!
 すると、「旅が好きな普通のサラリーマン」だった生活が一変します。
 2016年12月、なんと〝週末だけで世界一周〟が、『地球の歩き方』に認められ、作家の角田光代さん、脳科学者の茂木健一郎さんと並んで「旅のプロ8人」に会社員代表として選出されてしまったのです。
 それはもう人生で一番うれしい出来事でした。
 
 僕に起こった〝奇跡〟はそれだけでは終わりませんでした。
 2017年に入ると、この世界一周の偉業(!?)、そしてこの新しい働き方がさまざまなメディアにも取り上げられ始めたのです。
 フジテレビの『めざましテレビ』をはじめ、多数のテレビ番組からオファーをいただきました。なんと芸人さんとトークする機会もいただきました(僕は滑舌がめちゃくちゃ悪いのですが、テレビでは〝テロップ〟に幾度となく救われました)。そして海外ロケにも3度も連れて行っていただきました。
 また、僕の地元の岐阜新聞ではインタビュー記事が掲載され(地元の友人たちからの反響がすごかった!)、女性ファッション誌『CLASSY.』でコラム連載が始まり(こんな僕がまさかの女性誌!)、『東洋経済オンライン』や『PRESIDENT』、『週刊SPA!』などでもたびたび取り上げていただきました。ほかにも、WEBメディアから20回以上の取材を受け(滑舌の悪い僕の話をなんとか活字にしていただき感謝しかありません!)、動画メディア『TIMELINE』ではインタビュー動画の再生回数が16万回を超えました。
 
 これらのことをすべて、今も本業であるサラリーマンを続けながらやっています。よく「疲れませんか?」と聞かれますが、大好きなことをやっているだけなので、まったく疲れません。むしろどんどん元気になっていきます!
 
 そんな僕ですが、6年前までは〝社畜寸前〟のサラリーマンでした。そもそも海外旅行に行くこと自体が夢のまた夢で、まさか6年後にこんな生活をしているとは思ってもみませんでした。
 僕は世の中に「働き方改革」の波が起こるずっと前の2012年から、自分の働き方を変えて、「自分らしい生き方(=リーマントラベラー)」を見つけました。
 このときに痛感したのは、働き方を自主的に変えるむずかしさ。サラリーマンというのは、自分一人の意志で決められることが、あまりにも少なすぎるからです。
 しかし、サラリーマンでも簡単に変えられることが一つだけあります。
 それは、「休み方」を変えること。休日の過ごし方は自主的に変えることができます。休み方が変われば、おのずと「働き方」も変わります。そして、働き方が変われば、「生き方」だって変えることができるのです。
 
 そうやって僕は、サラリーマンを続けながら「自分らしい生き方」を見つけることができました。むしろサラリーマンを続けながらだったからこそ、時間さえ捻出すれば、さまざまなチャレンジができたので、「自分らしい生き方」を見つけられたのだと思います。
 そう! 「自分らしい生き方」は、サラリーマンを続けながらでも十分見つけられるのです! そこで本書は、サラリーマンのこれからの新しい生き方の提案として、タイトルを『サラリーマン2・0』といたしました。
 もしもあなたが旅好きなサラリーマンなら、「こんな旅もあるんだ〜」と思いながら読んでいただきたいですし、もしもモヤモヤしているサラリーマンなら、「こんな方法でも人生は変わるんだ〜」と思いながら読んでいただけたらうれしいです。もちろん、サラリーマン以外の方も楽しんでいただけると思います!
 いずれにせよ、「こんな生き方もあるんだ〜」と、読んだ方の生き方の一つの選択肢になり、誰かの自分らしい生き方を見つける一助になれたら、僕は最高にうれしいです。
 
 それでは、僕が「週末」と「貯金」を使っただけで起こった奇跡と、〝社畜寸前〟のサラリーマンだった僕が「自分らしい生き方」を見つけるまでの奇跡についてお話しします。
 
 さあ、僕と一緒に一歩踏み出しましょう。
 
 
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