リーマントラベラー東松です。 バリの地元のお宅のセレモニー(儀式)に飛び入り参加してみた 後編!
バリの地元の宗教であるバリ・ヒンドゥーの儀式・セレモニー!日中のセレモニーで、夜の部が盛大であることを教えてもらい、夜の部にも招待していただき参加してきました!そして、夜の部の最後に 衝撃の事実 を告げられました・・・果たして僕らを快く招待してくれた一家の正体とは!?
昼の部はこちら▶︎バリ・地元のお宅のセレモニー(儀式)に飛び入り参加してみた。
今回招待してくれたのは、バリの繁華街・レギャン通り周辺に住んでいるというAgung家の皆さん。
セレモニーの開始は17時から。遅れての参加もOKということだったので、前の予定を済ませ、17時半頃会場に到着。会場はお昼のお宅ではなく、その何軒か隣の寺院で行なわれます。
▼お寺の入り口。すでに豪華。
まず入ると・・・かなりの人数が!聞くところによると家族・親戚が集まって100人くらいの人がいるようです。
▼人で埋め尽くされた会場
服装は全員正装です。男性は一族の紋章入りのシャツ(上着)にサロン(腰巻き)、ウダン(白色・頭にかぶるもの)という服装、女性はホストファミリーは黄色のブラウスにスカート、それ以外の人は白のブラウスにスカートという格好でした。
▼男性陣
▼女性陣
会場には大量の果物のお供え物が!これも文化のようです。
▼マンゴスチンという東南アジア原産の果物が一番美味しかったです。
着いてから一時間ほどは、会場の中心で神主のような人がお経と唱えて、他の人はお喋りをしたり、携帯をいじったりと自由な感じで進みました。
▼セレモニー中でもこんな感じで写真撮影もOKです。
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と、終始なごやかな雰囲気で会が進んでいると、
突然、人が倒れました!!!!!!!
とても辛そうです・・・。
慌てて助けに行こうと立ち上がった次の瞬間、隣にいたおばちゃんから衝撃の一言が!
「写真撮ってきたら?」
え?この状況で写真!?
周りを見渡すと、みんなスマホを片手に撮影しています。
よくよく聞いてみると、何かが憑依して、その人が祈りを捧げるという儀式の一環とのこと。かなり焦りました・・・
▼現場はこんな感じです(汗)
その儀式も無事終わり、セレモニーは終了。
最後に晩ご飯までご馳走になりました。
▼みんな手づかみで食べるので真似してみました。(というかフォークもスプーンもありません)
食後にはココナッツで作った蒸留酒・アラック(アルコール度数 35度くらい、爽やかなマッコリみたいなお酒でビールと割ると美味しいです)をいただき、お酒を飲みながら皆さんと世間話をしていると、最後の最後で衝撃の事実が・・・
▼アラック!何かの空きボトルに入ってます(笑)
バリの宗教、バリ・ヒンドゥーにはインドのヒンドゥー教同様、カースト制度(身分制度)があり、今もなお、その制度は残っているようです。
今回、僕らを招待してくれたのはAgung家の皆さん。彼らは、バリのカースト制度でいうと・・・
王様の次に偉い一族らしい・・・!!!
僕らは気がついたら、王様の次に偉い一族のセレモニーにお邪魔していたようです。色んな意味で貴重な体験が出来ました(笑)
Agung family,
Matur suksema!!!(バリ語で「ありがとう」)