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2016年11月27日(日)
勝手にカレーW杯 決勝 インド vs 日本
初開催の勝手にカレーW杯 決勝。開催国であり、カレー王国であるインドが迎え撃つのは、独自の進化を遂げ世界で躍進を続ける日本。どちらが勝っても初優勝。いよいよ試合開始です。
ここで改めてルールを説明します。
今回、日本から3種類のレトルトカレーをはるばるインドまで持ってきました。これをインド人に試食してもらい、この中にインドのカレーを超えるカレーはあるのか、それともやはりインドのカレーが世界一なのか、インド人に聞き込み調査をしたいと思います。
今回日本から持ってきたレトルトカレーはコチラ!
①ハウス食品「咖喱屋ポークカレー」
②CoCo壱番屋「スープカレー」
③ゴーゴーカレー「金沢カレー」
何故この3つにしたかというと、インドは宗教上の理由で牛肉が食べられないため、牛肉が使われていないレトルトカレーを選抜しました。
※ちなみに大塚食品「ボンカレー」は牛肉が使われていました。
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試合当日。
会場入りする前に、まずはAirbnbで見つけたホームステイ先でキッチンを借り、大量のレトルトカレー(3種類×6袋)を温めます。
全部温まったところで、カレーをカバンに詰め込んで、オートリクシャー(インド版トゥクトゥク)で試合会場へGo!会場は休日は人が集まり、かつ、野犬が少ないと聞いた「Lodhi Garden」という公園を選びました。
会場に到着。天気は良好。たくさんの人もいる様子。最高のコンディションです。
まずは戦いの場の準備をします。
カレーを詰め込んだスーツケースにテーブルクロスを敷き、テーブルが完成。
続いて、試飲などでよく使われる小さい紙コップを大量に日本から持ってきたので、それにカレーを移して並べます。
すると、僕が何をしているのか気になった子供達が集まってきました。「ジャパニーズカレー!ベリーグッドテイスト!」と伝えると、興味津々の様子。
ということで、今回インドのカレーが美味しいか日本のカレーが美味しいかを決めるのは、この子達に決定!
しかし、人口12.5億人のインド。次から次へと子供達が集まってきて、こんな感じに。
東松「ドーント・タッチ」
子ども達「ドーント・タッチ(復唱)」
それの繰り返しで、準備が進みません(笑)堪らず「5分後に集合!!!!」と叫び、子供達を一度遊びに行かせます。
5分後、準備が出来ました。
はるばる日本から持ってきて、自ら温め、大事に大事に運んだ、我が子のようなレトルトカレーちゃん達。そんな彼らも今では日本代表。日の丸を背負い、インドで初陣です。いざ、出陣!
それでは先ほどの子供達を呼びます。
と、子供達を呼ぼうとした次の瞬間、まさかの・・・
突風。
そしてレトルトカレーちゃん達は・・・
天へ。
誰がこのような展開を予想したでしょう。一瞬の出来事でした。突然の突風により、テーブルの上のカレーが入った紙コップがテーブルクロスごと吹き飛ばされ、大事に大事に育てたレトルトカレーちゃん達は無残にも戦わずして宙を舞い、芝生の上に叩きつけられました。あまりにも残酷な結末。
それを遠目に見ていたインドの子供達からは、「あ〜あ」という冷たい目線。
更に、僕はあまりにもショック過ぎて写真を撮るのを忘れるという、ブロガーとしてあるまじき失態。
試合終了!
第1回 勝手にカレーW杯決勝 インド vs 日本 は、開始直前に日本が棄権するというまさかの展開でカレー王国・インドが不戦勝。勝手にカレーW杯 初代王者となりました。
試合後 日本代表監督談
全国のカレーファンの皆様、この度は王国インドを倒すという、我々の積年の夢を叶えることができず、誠に申し訳ございません。第2回は必ず王座を奪い、日本のカレーが世界一だということを証明してみせます。
カレー日本代表監督/リーマントラベラー東松
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まさかまさかの結末で僕のインド旅は幕を閉じました。昨日の予告動画を見て楽しみにして頂いた皆様、本当に申し訳ございませんでした。
ただただ悔しい結果なので、第2回勝手にカレーW杯の開催は4年後と言わず早々に検討し、必ずやリベンジいたします。
※ちなみにこぼれたカレーはほとんどがテーブルクロスの上にかかったので、掃除は比較的簡単に出来ました(笑)
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