前回までの話▶︎日曜の朝、ベッドから落ち起床。すると、何故か頭はクラクラ、足元はフラフラ、さらには身に覚えのない服まで着ているリーマントラベラー東松。全く記憶がありません。記憶を取り戻す手がかりとなるのは、パンツの中から出てきた一台のデジカメ。デジカメの写真を辿っていくと昨夜の記憶が戻ってきました。 (▷1話の詳細はコチラ)
土曜の夜、僕は友人の友人・トモコさん(女性)と待ち合わせをし、バンコク・シーロムのゲイストリートへ。この日はなんと「ゲイナイト」を楽しんでいたのです!バー、そしてゴーゴーボーイで衝撃的な体験をし、ゲイの世界を理解し始めた僕は、3軒目で満を持してゲイの楽園・クラブへ。ゲイが集まるこのクラブで果たして僕はナンパされてしまうのか!?そして、まさかゲイに目覚めてしまうのか!? (▷2話の詳細はコチラ)
12月3日(土) 24:00
タイ・バンコク
3軒目、ゲイの楽園・クラブに到着。
そこは、男・男・男・男・男・男・男・男。まさにパラダイスです。1軒目、2軒目と修羅場をくぐり抜けてここまでたどり着いた僕は、この光景にもだんだん抵抗感がなくなってきました(笑)
このクラブを1人で練り歩いてみて、クラブを出る時までに僕はゲイに目覚めるのか、実験してみました。
中に入ると、普通のクラブ同様、流行りのEDMが流れています。が、フロアは男性で埋め尽くされています。入口以上に熱気がムンムンです。
フロアを歩いていると、なぜか鳥かごもありました。
とりあえず入ってみました。
不思議な気持ちになります(笑)
さらに別のフロアに行くとお立ち台があり、普通のクラブ同様、たくさんの人がお立ち台に上がっています。が、全員が男性です。その上、上裸です。
とりあえず僕もステージに上がってみました。もちろん、上裸です(笑)
やはり不思議な気持ちになります(笑)
ちなみに現地のステージ上の熱狂はこんな感じです。たぶん貴重映像です(笑)
こんな感じのゲイの楽園・クラブ!中はどこも異様な熱気で、かな~~~り盛り上がっています。男性ばかりのせいか、普通のクラブ以上の盛り上がりです!
そんなゲイの楽園を、「"ゲイ"風ピチピチのリーマントラベラーTシャツ」で2時間ほど歩き回ってみると・・・
いろいろなことが起こります(笑)
歩いていると色々な方(全員ゲイ)に声をかけていただき、おしゃべりしているうちに、時には抱きしめられ、時には口説かれ、時には上裸になり、時には腕を掴まれながら、何とかお尻だけは死守しながら2時間ほど楽しみました!!自分で言うのもなんですが、そこそこモテた気もします(笑)
日本でのサラリーマン生活と比べると、そこは対極に位置する不思議な世界でしたが、皆さん心がオープンなせいか、素直で思いやりのある方々ばかりで、とても居心地のよい空間でした。でも・・・
やっぱり一晩ではゲイにはなれませんでした。(期待してくださった皆様、すいません)
ちなみに!
最後にトモコさんが、僕をナンパしてきた人たちに「ゲイから見た僕の感想」を聞いてくれました。
ゲイの皆さんからすると、僕は・・・
カワイイ♡
とのことです。
そっちなんですね!勉強になります。
加えて、たくさんの方々から「ゲイに向いてる」とお褒めの言葉をいただいたので、ゲイへの転向の可能性も僅かながら残しつつ、これからの人生を楽しみたいと思います。
僕の失われた土曜日の記憶は、こんな感じの記憶でした!取り戻せて良かったような、悪かったような・・・(笑)でもめちゃくちゃ楽しいサタデーナイトでした。
トモコさん、刺激的すぎるサタデーナイト、本当にありがとうございました!!!