キング・カズこと三浦知良さんが大きな夢を抱きブラジルへ渡ったのが1982年。この時、15歳。
そして、それから34年後の2016年。また1人の男が大きな夢を抱きブラジルへ渡ろうとしていた。その名は、
リーマントラベラー東松こと東松寛文。29歳。
彼は2016年10月〜12月の3ヵ月間、平日は広告代理店に勤務しながらも毎週末海外旅行に行き、「働きながら世界一周」するという無謀な挑戦していた。その最後の目的地に選んだのが、キング・カズも無謀な挑戦と言われながらも向かった地・ブラジル。
そんな志高くブラジルを目指したカズパイセンに敬意を表するため、リーマントラベラー東松は2016年12月29日にブラジルに着いて、真っ先にサンパウロへ向かったのでした。
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ということで、今回はサンパウロと近郊の港町・サントスで、カズさんゆかりの地を巡りたいと思います!
日本から35時間かけてブラジル・サンパウロに降り立ったリーマントラベラー東松。夜遅くの到着だったため、初日は日本人が多く集まるサンパウロ市内の東洋人街・リベルダージに泊まり、翌朝から行動することに。
▼この街は街灯が提灯みたいになっていて、大きな鳥居もあります。
ちなみにここリベルダージにはカズさんが通った床屋やレストランもあります。
▼カズさんが通った床屋「Babearia Kimura」
▼カズさんが通ったレストラン「リストランテ・サトー」
翌朝、カズさんが所属し大活躍したブラジルの名門チーム・サントスFCにまつわる場所を巡るため、港町・サントスへ移動します。リベルダージから地下鉄で15分かけてサンパウロ市内のジャバクアラというバスターミナルがある駅に移動。そこから高速バスでおよそ1時間。運賃は26.55レアル(約950円)。
念願のサントス着きました!
今回の目当てはココ!
カズさんの壁画です!
名門サントスFCで活躍した選手のみが描かれる壁画がこの街にあるようです。ここには、あのネイマールの壁画もあるようで、カズさんの凄さを改めて感じられる場所です。
とはいえ、手掛かりはこの写真1枚のみ。
タクシーの運転手に見せても分からないと言うので、とりあえずサントスFCの本拠地・ウルバノ・カウデイラ競技場へ行き、聞き込み調査開始。
この日試合はありませんでしたが、スタジアムに併設のミュージアムは解放されているようなのでまずは中を見学。ここではサントスFCの素晴らしい歴史を学ぶことができます。
が、カズさんにしか興味がない僕は、記念撮影ポイントっぽいところでサクッと記念写真撮影。
撮影が終わると、係員のお姉さんに例のカズさんの壁画の場所を尋ねるため、写真を見せます。
「あ〜これね。これはサントスFCの練習場にあるわよ。ここからだと徒歩で10分くらいね」
あっさりと発見!しかし、練習場の壁全部に過去活躍した選手の壁画が描かれているようで探す必要があるそう。なので取り急ぎ現場に向かうことに!係員のお姉さんに御礼を言い立ち去ろうとすると・・・
「ちょっとあなた、スタジアムの中は見たの?スタジアムツアーがあるからせっかく日本から来たなら見て行ったらどう?」
ブラジルの多くのサッカースタジアムでは、試合がない日はスタジアムツアーが開催されており、中に入ってロッカールームやピッチが見れるそう。ということはカズさんと同じ目線を体感することが出来ます。もちろん参加です!ウルバノ・カウデイラ競技場のスタジアムツアーは、ミュージアムの入場券付で15レアル(約540円)。激安です。(僕はミュージアムの入場券を2枚買う羽目になりましたが笑)
次のツアーの時間は13:00。今の時刻はちょうど12:00だったので、ツアーが始まる前までにカズさんの壁画を探す旅に出ることに。
果たして1時間しかない状況で、カズさんの壁画は見つかったんでしょうか。そして、魅惑のスタジアムツアーの詳細とは・・・。
続きは次回!お楽しみに☆