平均寿命が世界最低の50.1歳で、エボラ出血熱の流行地(現在は終息)で、1991年から2002年までダイヤモンドをめぐった内戦が行われ、それがレオナルド・ディカプリオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」で映画化もした国、 西アフリカ・シエラレオネ。地球の歩き方も未発行の国です。
そんなシエラレオネは空の玄関・ルンギ国際空港と首都・フリータウンが入り江で隔てられている特殊な国。めちゃくちゃ不便です。なぜそんなところに空港を作ってしまったのでしょうか・・・(笑)そのため、市内への移動はボートがメインの移動手段になります。今回はボートを利用して、空港から市内に行く方法をまとめました。
<簡単に行けた!シエラレオネ>
①ビザ ②入国 ③空港から市内への移動(今回) ④帰りの空港で注意すべき3つのこと
空港から市内へ行く方法
ルンギ国際空港からフリータウン市内までは下記移動手段があるようです。しかし今回利用したスピードボート以外情報が古いです・・・。(JICAの資料参照)
①ヘリコプター(70米ドル ※2010年情報)
②スピードボート(40米ドル 今回はコチラを利用)
③水上タクシー(40米ドル前後 ※2010年情報)
④フェリー(200円前後 空港から離れた港から出港するため不便のよう※2010年情報)
④車(金額不明 ガタガタの道を走り、5時間かかるそうです)
僕が現地の着いたのは朝4時で、実質スピードボートしか選択肢がありませんでした。しかし、これがなかなか早くて安心して乗れたので、入国してから市内までどんな流れで行けたのか紹介したいと思います。
ちなみに僕が利用したボート会社の最新の時刻表はこちらです。インターネットは最新でなく、プリントアウトしてあったものが最新でした(笑)
スピードボートを利用して空港から市内にたどり着くまで
空港の入国審査を抜け、荷物を受け取ったあとの場所にフリータウンへ行くスピードボートの運行会社のデスクが2つあります。どちらも朝4時でも営業中してました。
ちなみに値段は、どちらも片道40米ドル。高いですが、ここは安全を買うと思って諦めましょう。交渉の余地も無さそうなので先に声をかけられた"Sea Bird Express"でフリータウンに向かうことにしました。
そこで声をかけられたおじさんに連れられ、空港の外へ。出てすぐのところに待合所があるので、そこでチケットを引き換え、引き連れてきたおじさんに40米ドルを支払います。米ドルで支払い可能。
待つことおよそ20分、18人乗りのバスが満員になったので出発。街灯が全くないガタガタの道を5分走ったところでボート乗り場到着しました。(近かったですw)
ここにも待合所があり、そこでボートの出発を待ちます。ちなみにここもWi-Fiは使えず。
一旦ここで座って待っていると、20分後にもう一台バスが来ました。それからさらに20分経ったところで乗船開始。見たところ木の船とかでは無く、ちゃんとしたボートに乗れそうです(笑)
乗船したらちゃんとライフジャケットを着用します。その辺のケアはしてくれます。
スピードボートなのでいい感じのスピードが出ています。たまに波が凄く、激しく揺れる場面もありますが、普通のボートに乗っているのと何ら変わりはありません。5:50に出航して、気が付いたら6:15に到着。約25分で空港からフリータウン市内まで到着しました。
ちなみにフリータウンの舟着き場に着いたのは朝の6:15でしたが、タクシーが何台か出口で待っていてくれましたので、迷わず乗車。暗闇の移動でしたが、無事ホテルに辿り着くことができました!
こんな感じで、めちゃくちゃスムーズにフリータウン市内まで移動できてしまいました!
勿論、帰りの市内から空港へも同じボート会社を利用。帰りも25分で行けました。帰りは少し小型のボートでした。値段は行きと同じ40米ドル。(現地通貨でも支払可能)
参考)帰り
12:07出航 12:30到着
行くまでは全く情報が無かった、シエラレオネの空港からフリータウン市内までの移動でしたが、予想の10億倍も簡単に入国出来てしまいました!シエラレオネに行かれる際は是非参考にしてみてください!
今回利用したボート会社▶Sea bird express
<簡単に行けた!シエラレオネ>
①ビザ ②入国 ③空港から市内への移動(今回) ④帰りの空港で注意すべき3つのこと